<急性期病院として生き残るためには>
龍ケ崎には長い間総合病院と称されるものがありませんでした。そこに地元の熱い輿望を担って設立されたのが龍ケ崎済生会病院です。
210床の中小病院ではありますが、医師は優秀で看護師は優しくその他の職員も働く意欲に満ちた意気軒昂たる病院です。着実に発展しつつありますが、近年の医療費の改定で前途に暗雲が立ち込めてきました。 厚労省は将来急性期病院とは400床以上の病院を想定しています。我々には越え難いような高いハードルを設け、これを乗り越えたら御褒美をあげましょうというわけです。それが無ければやっていけないほどの厳しい医療費の削減なのです。そのハードルは400床以上 少なくとも300床以上の病院でなければ超えられない高さです。
にもかかわらず我々はこの難関に挑もうとしています。我々がドンキホーテ にならないためには、近隣の皆様の熱い支持が不可欠です。それを得るためには彼らが病院に期待するものに応える事が絶対に必要と考えます。
その期待を探るために最近アンケート調査をしました。
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第一の要望事項は「救急医療」と「看護体制の充実」でした。 しかもこの要求は独立した二つの要望でなく渾然一体となった不可分の要望である事が特徴的です。
「救急医療」に対する要望は日曜祭日何時でも診て欲しい、24時間何時でも診て欲しい、必要に応じて何時でも入院させて欲しいということで、これと「看護体制を充実」させ木目細かい親切な看護をして欲しいという要求は同時に強く望まれているという事です。
第二の要望事項は高度医療に対する要求です。
最新の医療機器を備えて十分検査し新しい治療をして欲しいというものでした。
進歩の目覚しい画像診断装置は長年の画像診断に対する医師の研鑚を簡単に凌駕することを患者さんは知っているのでしょうか。
当院の診断器機はいささか古くなりつつありますが、未だ高い評価を得ているようです。
第三の要望は待ち時間と入院期間を短くして欲しいというものでした。
これらは全て急性期病院に対する要望そのものです。
換言すれば我々は急性期病院であることを求められているとも言えます。我々のような中小病院が急性期病院であり続ける事は困難であるにもかかわらず、それが求められているという事です。
我々は苦しくともこの要望に応えるしか生きる道はありません。 しかし本院職員の優秀さと志気の高さでこの難関を乗りきれると確信しています。 |